鎌倉の骨董屋　R antiquesです。
山下清の作品を鎌倉市在住のお客様から買取させていただきました！

「裸の大将」の愛称で知られる山下清は1922年、東京の浅草に生まれました。
幼少期より吃音と発達障害に悩み、周囲にうまく馴染めず、いじめに苦しんだ清は12歳の頃に千葉県にある養護施設「八幡学園」に入園。
そこで授業の一環として行われていた「ちぎり絵」と出会い、清の人生は一変。

当初大きくちぎっていた色紙は段々と小さく、精緻に。
使用する色はとことんこだわり、山下清独自の貼絵の技術を磨いていきました。

山下清といえば旅先の美しい景観の中で心の赴くままに
スケッチをしたり、貼絵をしたりしているイメージがありますがこれはあくまでもドラマや映画の中でのお話だったようで、実際の清は放浪中にスケッチをしたり貼絵をしたりすることはなく、東京の自宅や学園に戻ってきてから、目に、記憶に、焼き付けた日本中の景色を頭の中から放出するように貼絵にしていきました。

代表作に「長岡の花火」があるように、花火が好きだったことで知られる清ですが、幼少期は昆虫への関心が高く、多くの昆虫を丁寧に観察。
ちぎり絵を用いて、表現を重ねた作品が今も多く残っています。

今回、買い取らせていただいたハチのペン画は、
鋭い目つきで巣の周りを飛び交うハチたちがどこか愛くるしく思えてくる山下清らしい作品です。

R antiques では
山下清の作品、買取りいたします。

鎌倉、逗子、葉山、藤沢、辻堂、茅ヶ崎、平塚、大磯、小田原などの地域の骨董品の買い取りも行っております。
何かございましたらお気軽にご相談ください。

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